まちづくり事業を行っているコトラボ合同会社は、愛媛県松山市の海の玄関口として栄えた港町三津浜地区にて、築100年の歴史的建造物を改装し、地域のラウンジとして活用を目指したコリビングスペース「iroiro三津浜」とワーケーションの受け皿として宿泊施設「三津ミーツ」を同時オープン。

コリビングスペース「iroiro三津浜」では、自分の家の延長のような活用に向け、地域の空き家をつなぎ合わせ、街全体で地域の”あるといいな”を実現を目指す。


今回完成した建物は1階をソファやキッズスペース、120インチのプロジェクター、フリードリンクなどを整え、自分の家の延長として、子供と一緒にのんびりしたり、ご近所さんとおしゃべりしたり、映画をみんなでみたりできる環境づくりを目指している。2階は、オーフィスチェアを用意し、仕事や、中高生の宿題や試験勉強ができる場として活用できる環境に仕上げられている。



また「iroiro三津浜」では、コワーキングスペースとしては珍しい家族単位での会員制度を導入。働く場としてだけでなく、暮らしの一部として活用してもらいたいという思いのもと、1家族を単位として1月あたり合計利用時間を設定して活用できる仕組みとなっている。
加えて別棟を子育て世代の家族にリーズナブルに利用してもらおうと、宿泊施設「三津ミーツ」と称して新たにオープン。ワイドキングサイズのマットレスを用意し、親子で川の字で寝られるスペースの確保をはじめ、布団のお部屋も完備。お部屋の広さもひとまわり大きく友達との旅行やご家族での帰省時に活用いただける環境となっている。



宿泊者には滞在期間中、「iroiro三津浜」の環境を自由に使っていただける形でワーケーションスタイルをとりながら、三津浜の地域の人たちとの交流を通じ、移住や二地域居住促進を目指していくとのこと。