東京・静岡を拠点に、サプライチェーンの上流から販売までを一貫して担うことで、循環経済を意識した生産・日本茶の製法をもとにした嗜好品の開発及び販売・茶の湯関連の事業プロデュースを行う株式会社TeaRoomが、タイの大手ホテル・不動産開発会社であるデュシット・インターナショナルとの業務連携を発表した。

デュシット・インターナショナルにとって日本初進出となる2軒のホテル、デュシタニ京都とASAI京都四条(拠点:京都府京都市、総支配人:山下誠)を通じて、京都の茶畑運営に参画し、持続可能な一次産業作りや、ホテルで出たコンポストを堆肥化し、茶畑に返すサステイナブルな取り組みを行うことで合意。すでに6月に開業をしている「ASAI京都四条」より提供を開始するとのこと。


デュシット・インターナショナルは、ホテル運営のテーマに「サステナビリティ」と「ローカリティ」を掲げるなど、サステイナビリティ活動にも真摯に取り組んでおり、そうした共通するヴィジョンが背景となり、今回の取り組みへと繋がっている。
今後の展望としては、日本茶の一次生産業への参画た日本茶の有機への転換をはじめ、Dusit Tea Gardenにて製造された日本茶の本国タイへの輸出も視野に、認証や輸出体制の構築にも努めていくとのこと。また9月オープンのデュシタニ京都では、ティーサロンのオープンも予定しており、生産だけではなく体験の提供も行われる。